品川神社例大祭
(10_06_06)

品川神社例大祭

 6月6日(日)は、午前中から始動です。品川神社惣町御輿が見たかったからです。最近数年は、素盞雄神社例大祭・品川神社例大祭・鳥越神社例大祭が重なることもあって、どこに行こうかが、悩みの種になっています。

 これまで、品川神社惣町御輿を見ていなかったので、今回は、惣町御輿を見るのが最優先です。そんな訳で、朝10時半頃、JR品川駅に着きました。品川まで自転車で来るのはしんどいので電車です。バイクでも構わないのですが、バイクの置き場で、駐車違反の心配なく停められそうなところがないので、無理はしませんでした。---後で、バイクにすれば良かったと---後悔するのですが。

 ともかく、惣町御輿を探さないとなりません。渡行予定から推定すると、御殿山付近だろうと考えて、御殿山方向に歩いて行きました。途中で、いろんな方に訪ねたところによると、どうも、ソニービルあたりにいるらしいことが分かってきました。それなら、新八ツ山橋から右折すれば良かったのですが、東海道線を渡って、北品川まで来ていますので、御殿山ハウスと御殿山ガーデンの間を通る道を通って行くことになりました。

 道路をひとつ右折して、大きな通り(道路名が思い出せません。学生の頃、サイクリングで鎌倉に行く時に通った道です。確か、鎌倉街道に繋がっていたような気がします。)に出ると、惣町御輿が、すぐ近くまで来ていました。

 惣町御輿は、そんなに大きなお御輿ではありません。むしろ、小振りです。それなのに、何故、格式が高い扱いをされるかが分からないでいました。この日、惣町御輿について歩きながら、巡行をされている方に聞いてみたところ、""品川神社の氏子地域は、道路が狭いところがあって、大御輿は通れないので、氏子範囲の隅々までまわる為に、惣町御輿が作られた""ということだそうです。言わば、本社御輿の代理で地域を廻るお御輿とでも解釈すれば良いのだろうと思います。

 理由が分かったのと、実際に、惣町御輿を見て、丁寧な造りのお御輿だと分かったこともあり、格式の高さを実感しました。尚、品川神社のお神輿には、御神面が付けられています。たまたま、説明書が書かれているポスターを見つけましたので、掲載しておきます。また、もうひとつの特徴として、お御輿に太鼓をくくりつけて、笛と太鼓を鳴らしながら御輿道中をしていきます。そして、町会の引継ぎのところで、それぞれの町会専用の太鼓に取り替えます。こういうことは、気がついているようで、気がつかなかったことです。

 前置きが長くなりましたが、惣町御輿は、細い道まで入っていって、道中をしていきます。そして、担いでおられる方々も同行される方々も、気負いがなくて、ある意味淡々と進んでいかれます。そして、町会お神酒所のところでは、町会の皆さんと挨拶を交わして---こういうのが、昔から、綿々と受け継がれてきたことなんだろうと思います。成田麻賀多神社・久喜提燈祭り・佐倉の秋祭り・吾妻天満宮・おとうろう祭りなどで、そういう光景を見てきました。こういうお祭りは、地元の方が、本当に大切に守ってきたんだろうと思います。

 惣町御輿は、サイト管理者が通ってきた、御殿山ハウスと御殿山ガーデンの間を通る道を通って行きます。この道は、両側が木立に囲まれていて、ものすごく良い雰囲気なのです。惣町御輿が通るにふさわしい雰囲気なのです。ビデオ撮影していますので、掲載しようと思います。---データー処理中です。しばらく、お待ち下さい。

 御殿山ハウスと御殿山ガーデンの間を通る道の先は、東海道線を渡る陸橋になっています。惣町御輿は、その手前で、町会引継ぎを行います。そして、惣町御輿は、陸橋を渡り、品川神社へと向かうのです。

 陸橋を渡って、真っ直ぐ進むと、第一京浜に出ます。品川神社は第一京浜に面していますので、品川神社までは、あと少しです。サイト管理者は、先に品川神社前まで行って、惣町御輿が来るのを待ったのです。

 午後は、中御輿が出ます。この日は、無理せずに、公園で、のんびりと過ごすことにしました。食事をしてから、公園の階段のところで、寝転がって疲れを取ったのです。午後に備えて---ということになりますね。

品川神社例大祭・鳥越神社例大祭に続く

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