獅子頭宮出し(05_08_12)

獅子頭宮出し


 今日は、獅子頭宮出しの様子についてお話します。

 朝、9時過ぎ頃でしょうか、獅子頭を肩に担いだ方々が、神社近くで待機します。獅子頭を担いでおられる方々は、比較的年配の方が多いようです。ある程度、齢を重ねた方が担ぐというしきたりがあるような気がします。そして、参道を通って神社に運び込まれます。

 神社でお祓いを受け、神社前で獅子頭が鳥居の方を向いて待機します。鳥居のところには、多くの若者が待ち構えています。合図とともに、若者達が一目散に獅子頭めがけて走り出し、獅子頭を奪うように担ぎ上げます。獅子頭を多くの若者が奪い合うようにするのは、豊饒であることを感謝する気持ちからではないかと---勝手に解釈してしまいました。実際には、どうなのでしょうか? きちんと調べてみる必要がありそうです。

 獅子頭は神社に挨拶をするような感じで、若者達(実際には年配の方もおられます。)が抱え上げます。神社への精一杯の感謝の気持ちなのだろうと思います。

各町神輿連合渡御に続く

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